【お題】語りたい蘊蓄(心が若くなる理由)
お題「披露する機会がないけど語りたい薀蓄(うんちく)教えてください。」ちょっと説明が難しくて、披露する機会がない事を語ろうと思う。
以前他の記事でも触れたと思うが、もう一度書こう。
書いているうちに新しい事を思いつくかもしれないし。
40を超えると、若い頃の心の瑞々しさがやはり少し失われる。
意図的にこれを取り戻すにはどうすればよいか? 一つは新しい事にチャレンジすることである、こんなことはだれでも思いつく。次が重要なポイントである。できれば中学生より前の同級生と会って、旧交を温める事である。そしてその時に出来る限り以下のルールを守ることである。
- 現在の愚痴や自慢をしない
- 可能な限り過去の出来事(好きだった子の話、失敗談など感情の機微があればなおよい)について語る
- 実はあの時こういったけど、本当はこう思っていた、みたいな新情報があればなおよいし、今思えばこうだったみたいな振り返りをグダグダする
以上である。これによって何が起こるか。話しているうちに、その相対する他者の中に若かりし頃の自分を再発見するのである。あの時自分はこうだったとタイムスリップするのである。そしてそれは過去の自分を俯瞰しつつ、想い出に浸るという、なんともいえない感情を誘発するのである。あの感情になんという名前があるのかわからないが近いのは郷愁である、どんなにお金を積んでもあの密な青春には戻れないという絶望と、青春の1ページを思い出す喜び、この相反する何かが作用しあって、心の血液が沸騰し、心の動脈硬化がなおっていくのである。
そのような状況になってから、次の日に何か新しいものにチャレンジしてみるのである。何だか心が若くなった気がするはずである。細胞レベルでもきっと何かが違っているだろう。
誰かが言った、身体の老化は病気であると。であるならば、心の老化も病気であると捉えて、それをメンテナンスする視点も必要だろう。
新しいことにチャレンジするときに人は、「あれをやろう」と考える。そのあれをやろうという考え自体が表面に出てくるためには、心の状態を若く保つ必要があると思う。
勿論、中学生の同級生に会ったって、心が若返らないよ!という人もいるかもしれない。つらいいじめにあって、なんだかきつすぎるよ、みたいなこともあるだろう。
その場合はどうしたらいいのかな。うーむ。ありていに言えば、青春小説や映画を見るという事も選択肢にあるのだろうけど、あれらはあくまで架空の経験。やはり実体験には及ばないとおもうのだよな。
これはまた今度考えよう、力不足ですまない。
読んでいただきありがとうございました。