お題(死ぬかも): 日々後悔しないように生きる
お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」 お題に直接こたえていないけど、このお題を見て感じたことを書いておきたい。以前死にそうになった時に、走馬灯のように数々の後悔がよぎった。だからそれ以来日々後悔しないように生きるという事をとても大事にしている。それは、「あの人に謝っておけば良かった」「あの人に感謝を伝えておけば良かった」「あれをやっておきたかった」「もっと挑戦しておけばよかった」という思いである。それは仕事・趣味・子育て・夫婦関係、すべてにおいてである。
ネットで「死ぬとき」「後悔」「リスト」やランキングで調べると色々と出てくるが、だいたい以下のようなものである。
- もっと挑戦・冒険・チャレンジしておけば良かった
- もっと感謝を伝えれば良かった
- もっと自分らしく生きれば良かった
- もっと健康に気を付ければ良かった
- もっと遊んでおけば良かった
なので、明日地球が滅んだとしても後悔しない振る舞いを心掛けている。
大言壮語に聞こえるかもしれないが、まじめな話である。だから仕事でも、お客さんに耳の痛いことでも言うべきことは言う。お天道様や天に顔向けできないようなことはしない。自分はまっとうに生きたと、子供たちに胸をはれる生き方をする。そういう事をとても大事にしている。
勿論弱い人間なのでくじけそうになるけど、コントロールできなかった食欲以外は、後悔のない振る舞いを日々できていると思う。
村上春樹のノルウェイの森でもあったではないか、「死は生の対極としてでなく、その一部として内包されている」だったか。あれ、昔読んだときは意味がわからなかったけど、死はとても身近なものである。死ぬときは死ぬ。だから、死ぬことを前提として、生きていくという事がとても大事だと思う。
このお題の真の有用な使い方は、自分が死を意識したときに、いかに生きていくべきかを考えるキッカケにする事だと僕は思う。
お題にまったく回答していないが、こういうのも良いのではないか。むしろお題からインスピレーションを受けて、自分なりのお題に対するズレた回答をすることに意味があるような気がする。
読んでいただき有難うございました。