明日のために

40代で糖尿病になってしまった男の徒然なるログです。自分だけが大丈夫というのは大きな過信なのです。

お題(オタクグッズの処分法):想い出を発酵させるという選択肢もある

お題「オタクグッズの処分方法を教えてください。金額を考えてふと我に返ってるところです。」

完全にお題とはズレた回答ですが、私は捨てない事を強くすすめます

どれぐらいのボリュームのものか次第ですが、少なくとも一部は保存しておいた方がいい。

 

なぜか?

 

例えるならば、40代や50代になって、中学や高校の同級生に会ったことがある方は実感すると思うのですが、その瞬間気持ちが軽くなったり、気持ちが若くなったり、なんだか甘酸っぱい感じになる事が多いと思うのです。

 

なぜ中高時代の同級生に会うと気持ちが若くなるのか?

 

それは他者の中に若いころの自分を発見するからで、自分の中のかつての若かりし自分を再発見・再構築するからです。

※なおこれは私の独自主張ではありません。トランスパーソナル心理学の故吉福氏の講演で聞いた事です

 

さらに面白い事に中高時代「何だか気に入らないな」「あいつは馬が合わないな」と思っていても久々に会うと、懐かしさが上回って受け入れる事ができる。おそらくそれまでの人生経験と、かつての若かりし想いがぶつかって、いい感じにミックスされるなんて事が起こります。

 

同級生ほどインパクトはありませんが、一度は趣味で自分がはまったもの、

一部でもよいから10年ほど置いてみて、また見てみることを想像してください。

きっと痛かったころの自分や、当時の自分を懐かしく思い出す、なんとも言えない時間を生み出すデバイスになることでしょう。

 

忘れてしまいたい事であれば、処分するのもいいと思います。ただこのケースは、残しておく方がいいと僕は思いますね。思い出は発酵させると、年取った時の楽しみになると思いますので、慎重に決断されるのがよろしいかと思いました。

 

本日はここまで。読んでいただき有難うございました。