Day 3 : ターニングポイント(師を選ぶとは)
糖尿病と告知され、結構ショックを受けました。
まあ糖尿病だけでもショックなのに、ドクターが、
「あと半年で合併症おきたら死ぬよ。」
「一生クスリやめられないからね。」
「糖尿病はなおらないから。」
「こんな高い数値見たことない。」
と結構ボロボロに言われたのもジワジワ効いた気がします。
あとやはり数字も悪かった。
後から自分で調べると確かに合併症を起こしてもおかしくない、
レッドゾーンを超えて、ブラックゾーンに足を踏み入れていた…。
でもこういう精神状態の時って、冷静な判断力・思考力を失っているもの。
こういう時こそ、「落ち着いて考えまくれ」「自らを俯瞰せよ」と自分に強く言い聞かせました。
※流行のアニメでいえば、「サマータイムレンダ」の主人公がよく「俯瞰しろ!」と言っていますが、あれ結構好きです。視点をあげると解決する問題って多いですから。
そうすると、まあとりあえずこの状況は、
自分が一生お世話になる方向性を決める
重要なターニングポイントを決めつつある場であると俯瞰しました。
要は師匠を選ぶという事なんでしょう。それでふと思想家の内田 樹先生の文章が
思い出された。一体どの文章に書かれていたかは記憶が定かではないのですが、要はこういう趣旨だったと思います。
- 師匠を選ぶとは、まだその領域の事を知らない・情報がない段階で、その師匠にすべてを委ね選択するという、一見論理的でない選択である
- そのような選択をするときには、情報・分析ではなく、身体が発する電波、要はビビッときたかが重要である
それで自分の身体の声をきいてみました。うん、さっきのドクターや病院に
ビビッとこない。いやむしろ避けたい。
セカンドオピニオンという言葉もあります。
今だから言えますが、この時の自分は偉かった、好判断だったと思います。
病院・ドクター選びに妥協していては、治るものも治らない、です!
そうしていると、ちょうど妻から「職場できいてきたけど、この病院良いらしいよ」
という連絡メールが。何たるシンクロニシティ。妻に感謝です。
最初は近所の病院でまあいいか、と思っていましたが、
急遽新しい病院を予約、翌日に訪れる事としました。