明日のために

40代で糖尿病になってしまった男の徒然なるログです。自分だけが大丈夫というのは大きな過信なのです。

Day 3 : ターニングポイント(師を選ぶとは)

糖尿病と告知され、結構ショックを受けました。

まあ糖尿病だけでもショックなのに、ドクターが、

 

「あと半年で合併症おきたら死ぬよ。」

「一生クスリやめられないからね。」

「糖尿病はなおらないから。」

「こんな高い数値見たことない。」

 

結構ボロボロに言われたのもジワジワ効いた気がします。

 

あとやはり数字も悪かった。

後から自分で調べると確かに合併症を起こしてもおかしくない、

レッドゾーンを超えて、ブラックゾーンに足を踏み入れていた…。

 

でもこういう精神状態の時って、冷静な判断力・思考力を失っているもの。

こういう時こそ、「落ち着いて考えまくれ」「自らを俯瞰せよ」と自分に強く言い聞かせました

※流行のアニメでいえば、「サマータイムレンダ」の主人公がよく「俯瞰しろ!」と言っていますが、あれ結構好きです。視点をあげると解決する問題って多いですから。

 

そうすると、まあとりあえずこの状況は、

自分が一生お世話になる方向性を決める

重要なターニングポイントを決めつつある場であると俯瞰しました。

 

要は師匠を選ぶという事なんでしょう。それでふと思想家の内田 樹先生の文章

思い出された。一体どの文章に書かれていたかは記憶が定かではないのですが、要はこういう趣旨だったと思います。

 

  • 師匠を選ぶとは、まだその領域の事を知らない・情報がない段階で、その師匠にすべてを委ね選択するという、一見論理的でない選択である
  • そのような選択をするときには、情報・分析ではなく、身体が発する電波、要はビビッときたかが重要である

 

それで自分の身体の声をきいてみました。うん、さっきのドクターや病院に

ビビッとこない。いやむしろ避けたい。

 

セカンドオピニオンという言葉もあります。

今だから言えますが、この時の自分は偉かった、好判断だったと思います。

病院・ドクター選びに妥協していては、治るものも治らない、です!

 

そうしていると、ちょうど妻から「職場できいてきたけど、この病院良いらしいよ」

という連絡メールが。何たるシンクロニシティ。妻に感謝です。

 

最初は近所の病院でまあいいか、と思っていましたが、

急遽新しい病院を予約、翌日に訪れる事としました。